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どんな仕事にもそれぞれに適した能力が求められるもの。ですが、それぞれとは言え、技術で求められる事以外はどんな職種でも必要なコミュニケーション能力など、答えはシンプルなものです。シンプルである基本を大切に、システムエンジニアとしての技術を磨く事で、必要な能力はクリアされるでしょう。
技術はシステムエンジニアだと、日々進歩し新しいものを学び続けなければなりません。そして技術力のひとつとして考えなければならないのが、依頼主の要求を把握し、もれなくシステム化する力です。これは、相手の要求をしっかりと理解しより良いシステムを提供するうえで必要不可欠です。日頃から「聞く力」を磨く必要があります。
更に「聞く力」を磨き、頭の中でまとめ上げる事が出来ても、「伝える力」がなければどうにもなりません。依頼主への設計の説明や、チームに持ち帰った時に要点をうまくまとめてから詳細へ持ち込む必要があります。
誰しもに等しく伝える事が出来る力もシステムエンジニアとしての能力といえるでしょう。
システムエンジニアは一度システム化を開始してしまうと、かなりの時間を費やし、夜遅くまで仕事・・・なんてことが多々あります。その分、ひと仕事を終えた喜びは大きいものですが・・・。その喜びを感じられるとはいえ、普段からのスケジューリングはとても重要です。
自分やチームの時間管理能力が問われます。この能力がある事によって、身体への負担が軽減されたり、同じく心にかかる負担も少なくなるので、効率良く仕事を進める事が出来るのです。
ここまで挙げたように、技術を学び続けることの他には、どんな職種を選ぶにでも、もしくは日常生活を送るうえでも必要な事がシステムエンジニアに求められる能力といえます。
依頼主との信頼関係、チームとのコミュニケーションを築くためにも、上に挙げた全てが最低限必要です。「システムエンジニアになる為の能力」とはいえ、そのほとんどが人間として必要とされるいたってシンプルなものなのです。人と関わること、そして時間を組み立てる事を一度身に着けてしまえば、あとは日々進歩する技術を吸収していけばいいのです。
「それがいちばん難しい」という方もいますが、身近な人など目標とする人を見つけることが出来ればイメージをつかみやすいかも知れません。能力という言葉だと特殊なものと捉えがちですが、ふたを開いてみると、以外とシンプルなものに分類される事がほとんどです。
システムエンジニアになるために、資格は必要かどうか?という疑問に答えていきます。システムエンジニアという仕事自体は資格も免許も必要はありません。しかし、あえて資格を目指すことで得るものは色々とあります。自分自身の今のスキルを確認し、さらに次を目指すという意味も含めてチャレンジしてみるのは良いことです。持てるスキルを客観的に証明できる唯一のツールが、資格なのです。
上級システムエンジニアになるために、リーダーシップは欠かせません。システムエンジニアとしての経験とスキルが上がれば、プロジェクト全体を監督指揮する立場、プロジェクトマネージャーというポジションが見えてきます。プロジェクトの成功はプロジェクトマネージャーの手腕にかかっているとも言われるほど大切な役割。その役割を果たすために、質のいいリーダーシップは不可欠です。
会社員である以上、出世を目指す。という人も多いでしょう。しかし、システムエンジニアにとって、必ずしも出世を目指すことだけが良いとは限りません。中間管理職としてのポジションと引き換えに、現場から遠ざかり、エンジニアとしての自分がどこか遠くへ行ってしまうケースもあります。システムエンジニアとして高みを目指すために必要なのは、役職というポジションよりも、実質的な権限です。